鳥獣戯画と高山寺

  京都国立博物館で催されている「国宝 鳥獣戯画高山寺」が、連日大盛況のようです。
弊園14代目園主吉田 喜三郎の代から高山寺 日本最古の茶園の管理を任され
ています。
その関係もあり、鳥獣戯画の畳紙に入れて煎茶と雁ヶ音を、お土産ブースにて販売をさせて頂いております。
是非この機会にご高覧下さい。
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〜日本一の茶審査技術者を決める、全国茶審査技術競技大会〜

〜日本一の茶審査技術者を決める、全国茶審査技術競技大会〜

 この大会は、茶の品質の優劣を判定する技術を高め、取引の合理化や消費の増強に生かすため全国茶業連合青年団が毎年開いています。

京都府の代表として全国茶審査技術競技大会に出場するためには、
まず京都府下10地域より予選会を勝ち抜いた10名ずつを選出します。

そして10地域各10名計100名にて茶審査技術競技会を行い京都府代表を成績上位10名絞り、全国大会に挑みます。

ただいま、府下各地域の代表を選考するための予選会が行われています。
3月に京都府茶審査技術競技大会が行われ、9月に全国大会が行われます。

日本一の茶鑑定師をめざして全国各地で熱戦が繰り広げられています!

「雁ヶ音」

 朝晩の冷え込みがはっきりと感じられるようになりました。
明け方、草や葉に宿る露に触れて、思いがけない冷たさに驚きます。
秋は確実に深まっているのですね。

今回はそんな秋にぴったりなお茶、「雁ヶ音」についてです。

雁ヶ音とは、緑茶の茎や葉軸を集めたお茶のことで茎のさわやかな香りが通好みのお茶です。

由来は、晩秋にシベリアから渡ってくる雁が水上で体を休めるために運んでくる 小枝に茶葉の形が似ていることから付いた名前です。

特に玉露の雁ヶ音はまろやかな甘味と旨味があり、熱いお湯でも淹れられるので寒い日にはぴったりなお茶です。

処暑

タイトルにしました、「処暑〜しょしょ〜」という言葉。

暑さが止む、という意味の言葉です。

文字どおり、暑さのピークは過ぎつつありますが、同時に台風の季節の到来です。

いざという時に備えて、窓や雨戸などの補強や、飛ばされやすいものは固定しておきたいものです。

その点、茶樹は強いもので、少々の雨風では飛ばされることはありません。
しかしいまはたたんである茶園の寒冷紗(かんれいしゃ)が強い風によって痛む恐れがあり、心配です。

この時期を越えると、稲刈りの季節がやって参ります。今年の猛暑、そして残暑が厳しいようなので、稲の刈り取りも少し
早まるのではないでしょうか。。

台風が無事に通り過ぎ、豊作を祈るばかりです。

2013年 祇園祭り山鉾巡行〜菊水鉾 荷い茶屋〜

 毎年この時期は祇園祭山鉾巡行に菊水鉾の荷い茶屋のお役目を頂いております。

毎年ブログには書いているので、今年は写真を多めに掲載したいと思います。

辻回し風景


衣装も年々グレードアップしています。


二つの棚にはお茶道具、お抹茶、お菓子などが入っています。


辻回しの間に菊水鉾の裃を着られた方々に冷たいお抹茶を振る舞います。



東山をバックに。

今年は太子山も荷い茶屋を半世紀ぶりに復活された様です。
昔は各山鉾に荷い茶屋があったと聞いたので、今後どんどん荷い茶屋が復活していくことを願います。

おくみどり

 いつも弊園ブログをご覧いただき有難うございます。

如月に入り、寒い日が続きます。インフルエンザも流行っています。春が待ち遠しいですね!

今日は「おくみどり(煎茶)」というお茶をご紹介いたします。

おくみどりとはお茶の品種名で、このお茶はおくみどり単品品種でつくられている品種茶です。

品種の特徴としては、名前の如く奥手(晩成型)の品種で、主に煎茶に適しています。
茶葉の緑色が濃く、煎茶と言えども玉露に近い葉色を示します。
味はまろやかでやや甘みがあり、ほのやわらかく上品な香気をもって、一口含むとあたかも山間の渓谷に佇むが如く清々しい雰囲気を醸し出させてくれます。(ちょっと大げさな表現ですが。。笑)

従来の煎茶にはない独特の香り、甘味が特徴です。
一度是非お試し頂きたい、自慢の逸品です!!
http://yoshidacha.free.makeshop.jp/shopdetail/002000000001